第 1章準備のためのステップ

注意注意
 

このマニュアルは可能な限り最新の情報を掲載 していますが、このドキュメントの作成以降にも情報があるかもしれません。 このため、Red Hat Linuxリリース ノートを参照されることをお薦めします。 リリースノートは Red Hat Linux CD #1の中、及び次のサイトでご覧に なれます。

http://www.redhat.com/docs/manuals/linux/

1.1. 正しいコンポーネントをお持ちですか?

Red Hat, Inc.からRed Hat Linux製品を購入されている場合は、もう準備完了 です。しかし、念のため、もう一度、製品パッケージの内容を確認 してください。

製品パッケージにはユーザー登録カードが入っています。そのカードの裏面には製品パッケージの内容リストがあります。 リストはそのカードの裏面に記載してあります。リストを参照し、 購入されたRed Hat Linuxのバージョンに含まれているべきインストール メディア(CD-ROMなど)とマニュアルがすべて揃っているか確認 してください。

Red Hat(または販売代理店)からRed Hat Linux製品を購入されていて、リストに 記載されている内容が1つでも不足している場合には、弊社へ お知らせください。連絡先情報は ユーザー登録カードに記載されています。

Red Hat製品パッケージの確認方法:ボックス底面にある バーコードのとなりにISBN番号があります。このISBN番号は 以下のような形式で記載されています。

1-58569-x-y

( xy は 特定の数値です)

もっとも手軽にRed Hat Linuxを購入いただけるように、Red Hatは多くの 企業(国内及び国外)パートナーと提携しています。 このため、ご購入のRed Hat Linux製品が実際にはRed Hatで製造された ものではない場合があります。

お手元の製品に違うISBN番号が 付いている(または番号がない)場合は、その製品の製造元へ お問い合わせください。通常、サードパーティーの製造元では ボックスの外側にその会社のロゴや問い合わせ情報などを記載 しています。Red Hat製品は弊社の社名と問い合わせ情報しか 記載していません。

1.1.1. 他のRed Hat Linuxマニュアルの入手先

購入された製品にRed Hat Linux用のマニュアル(印刷)が入っていない 場合は、オンラインで見つけることができます。また、 Red Hat Linux製品に入っているRed Hat LinuxドキュメントCD にも入っています。

HTML 及び PDF形式のマニュアルをオンラインで見るには 次のサイトを参照してください。

http://www.jp.redhat.com/download/

1.1.2. 製品の登録について

Red Hat Linux製品を購入されたら、製品を登録してください。登録を することにより、インストールのサポートやRed Hat ネットワークへのアクセス、 その他の多くの役に立つサービスを受けることができます。ご購入 製品の登録は、次のサイトへアクセスしてください。

http://www.jp.redhat.com/support/

Red Hat Linux製品のユーザー登録カードには 製品IDが記載されています。登録が完了すると、 Red Hatが登録ユーザーに提供するすべてのサービスにアクセス することができます。

登録とRed Hatのテクニカル サポート提供の範囲については、 付録Cを参照してください。

1.1.3. 製品パッケージがなくても問題ありません

当然、すべてのユーザーが Red Hat Linux製品パッケージを購入する わけではありません。他の会社で 製作されたCDを使用して、 またはFTP経由で Red Hat Linuxをインストールすることが可能です。 このような場合、開始するにあたって、1枚またはそれ以上の フロッピーディスクを作成する必要があるかもしれません。

Red Hat Linuxの ダウンロードとインストールに関する情報については、 以下のサイトにアクセスして下さい。

http://www.redhat.com/download/howto_download.html

Red Hat社製でないCD-ROMからRed Hat Linuxをインストールす る方は、ブートディスケット(ブートディスクとも呼ばれます)が 必要な場合がありますまた、インストール過程で PCMCIA デバイス(ラップトップなど)を使用している場合は、 PCMCIAドライバディスクが必要です。またCD から直接、 インストールができることもあります。この点については、 各種インストールの方法を説明する際に詳しく案内します。 ブートCD-ROMの作成についての詳細は 項1.4.2を参照してください。 ディスクの作成に付いての詳細は 項1.4.3 を参照してください。