3.24. タイムゾーンの設定

タイムゾーンの設定は、コンピュータ上の物理的な位置から選択 することも、協定世界時間(UTC)からのタイムゾーンのオフセット で指定することもできます。

画面の上部に2つのタブがあります (図3-22を参照)。最初のタブでは、コンピュータ の設置場所を指定してタイムゾーンを設定できます。

インタラクティブの地図では、黄色の点でマークされている特定 の都市をクリックすることができます。選択した都市が赤い Xに変わります。また一覧の中をスクロール して目的のタイムゾーンを選択することもできます。

2つ目のタブでは、UTCのオフセットを指定できます。このタブ には選択できるオフセットの一覧と夏時間を使用するオプション が表示されます。

図 3-22. タイムゾーンの設定

どちらのタブでも、システムクロックでUTCを使用 を選択できます。このオプションは、システムが UTCに合わせて設定されていることがわかっている場合にだけ 選択してください。

ティップヒント
 

インストールが完了した後で タイムゾーンの設定を変更するには、日付と時刻のプロパティツール を使用します。

シェルプロンプトでredhat-config-date と入力して、日付と時刻のプロパティツールを起動 させます。root以外で操作している場合は、続行するのにroot パスワードが要求されます。

テキストベースのアプリケーションとして 日付と時刻のプロパティツールを実行するには、 timeconfigコマンドを使用します。