3.2. テキストモードインストールプログラムのユーザーインターフェース

The Red Hat Linuxのテキストモードインストールプログラムは、 グラフィカルユーザーインターフェースで通常見られる ほとんどのオンスクリーン「ウィジェット」を含むスクリーン ベースのインターフェースを使用します。 図3-1図3-2 は表示される画面を示します。

図 3-1. ブートローダー設定で表示されるインストールプログラムのウィジェット

図 3-2. Disk Druidで表示されるインストールプログラムのウィジェット

最も重要なウィジェットの一覧が 図3-1図3-2に示されています。

3.2.1. キーボードを使用しての操作

インストールダイアログでの操作は、簡単なキー操作の組合せで 実行できます。カーソルを動かすには、[左][右][上][下]の 矢印キーを使用します。[Tab]と、[Alt] -[Tab]を使用して、画面上のウィジェット間を前方向または 後方向に巡回できます。画面の下部には、ほとんどの場合、カーソル移動 キーの説明があります。

ボタンを「押す」操作は、カーソルをそのボタン上に移動して (例えば、[Tab]キーを使用して移動)、[Space]キーまたは[Enter]キーを押します。項目リスト から1つ選ぶには、カーソルをその項目に移動して[Enter]キーを押します。チェックボックスがついた項目を選択するには、 カーソルをその項目のチェックボックスに移動して[Space] キーを押すと選択できます。選択を解除するには、その項目の上で再度 [Space]を押します。

[F12]キーを押せば、現在の値をそのまま採用して、 次のダイアログへ進みます。これはOKボタンを 押すのと同じことです。

注意重要
 

インストールプロセス中、ダイアログボックス が入力待ち状態のとき以外は、キーに触れないようにしてください(触れる と予期しない結果を招くことがあります)。

3.2.2. オンラインヘルプの表示

インストールプログラムがメモリ上に読み込まれると、[F1]キーから[F6]キーを押すことによって、 インストールプロセスと各オプションの情報を参照できます。例えば、 [F2]キーを押すと、オンラインヘルプ画面に関する全般的 な説明が表示されます。