![]() | 注意 |
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このセクションはRed Hat Linuxのバージョン 7.1またはそれ以前のバージョンからアップグレードを実行する ユーザー、または、ext2がファイルシステムとして選択されていた Red Hat Linuxのバージョン7.2あるいはバージョン7.3のインストールから アップグレードを実行するユーザーのみに関連しています。 |
インストールプログラムがRed Hat Linuxシステム上にext2ファイル システムを検出した場合、そのまま現在のext2ファイルシステムを 保持するか、ext3ファイルシステムに移行するを選択できます。
以下はext2ファイルシステムとext3ファイルシステムの 簡単な解説とその使用方法です。
ext2 — ext2ファイル システムは標準のUnixファイルタイプ(通常のファイル、 ディレクトリ、シンボリックリンクなど)をサポートします。 このファイルシステムは、255文字までの長いファイル名を サポートできます。
Red Hat Linuxバージョン7.2より以前のバージョンでは デフォルトでext2ファイルシステムが使用されていました。
ext3 — ext3ファイル システムはext2ファイルシステムをベースにしており、ひとつ 重要な特長、— ジャーナル作成があります。ジャーナル 作成ファイルシステムを使用すると、クラッシュした時に fsck[1]を実行する必要がないので、ファイルシステム 回復のための時間が短縮されます。
ext3ファイルシステムは、移行することを推薦しますが、 必須ではありません。
ext3ファイルシステムに移行した場合、既存のシステム データが変更されることはありません。
[1] | fsckアプリケーションは、ひとつ 以上のLinuxファイルシステムをチェックし、必要なら修復します。 |